2007年06月15日

自然観察初心者の方へー仲間をつくろうー

 一人だけでマイペースで見るのも良いけれど、気の置けない友人といっしょに行動するのも楽しいものです。情報交換もできるし、人それぞれのいろいろな見方があるのでそれを参考にすることもできます。喜びを分かち合ったり、反省しあったり。一人の時よりも、何倍も感動することがあり、いろんな意味での視野もとても広がります。私は良い仲間に出会えたことで、ますます鳥が好きになったように思います。別々の趣味の友人も大切ですが、良い鳥仲間ができたら、長く付き合えるように大切にすると良いと思います。


投稿者:tomari | 15:00

自然観察初心者の方へー鳥の楽しみ方ー

 「見るだけ?」と、知らない人に尋ねられることがあります。野鳥はただ見ていても楽しいものですが、ただ見るだけではない、さらに楽しいこともたくさんあります。いろいろな楽しみ方があるので、試してみてはいかがでしょう。
 写真を撮る、鳴き声を録音する、絵を描く、羽を収集する、庭に鳥を呼ぶなどがありますが、これらのことについては、またいつか詳しくお話しする機会をつくりたいと思います。


投稿者:tomari | 14:59

自然観察初心者の方へー鳥の見方ー

 一口にバードウォッチングと言っても、いろいろな見方があります。自分に合った、自分なりの見方を見つけて、野鳥や自然をもっと好きになってください。
多くの種類を見る
 現在、日本の野鳥リスト(日本鳥学会2000年刊行「日本鳥類目録」第六版)には542種が掲載されています。しかし、はっきりとはわかりませんが、未公認記録の野鳥も多いようで、現在の種類数はおそらく600種類は超えていると思われます。その種類をできれば全部見たいと、そのために努力を惜しまない、という見方をする人は多いようです。
 今の私は、特に珍鳥(日本では珍しい鳥)マニアというほどではありませんが、以前はやはり1種類でも多く見たいと思っていました。あちこちへ珍鳥を見に出かけて、1970年代頃の目標は300種類でした。鳥見歴はいつの間にか50年以上になり、あと10種類ほどで今までに私が見た種類数は500種に到達しそうで、自分でも驚いています。
 年齢のせいか、以前のようなフットワークの良さもありませんし、
近年の情報の早さにはついて行けなくなって、種類数を増やす見方からは離脱しましたが、若いときはそれも結構楽しかったものです。現在、世界には9,000種くらいが生存すると考えられています。最近は外国へ観察に出かける人も多いようで、いちばん多い人は何種類くらい見たのでしょう。

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投稿者:tomari | 14:57

自然観察初心者の方へー自然とのかかわり方ー

 自然とのかかわり方のマニュアルのような物はありませんが、どんなことにでも、最低のルールはあります。まわりの人や鳥、虫や植物にも迷惑をかけないように気をつけて観察しましょう。自然を慈しみ、畏敬の念を持つことが大切だと思いますが、そんな面倒な表現よりも、鳥を、花を、見せていただくというような謙虚な気持ちを持てたらいいなと思います。
 農耕地を許可もなく歩き回ったり、狭い農道に車で入って、農家の人に迷惑をかけるなどということは言語道断です。植物を採ったり、鳥を執拗に追いかけ回すことも慎まなければなりません。誰もが分かっていることですが、ついつい夢中になってしまうことがあるのです。私も反省しなければいけないことがありそうです。
 まわりの自然がどんどん少なくなってきています。自然といつまでも楽しくかかわるためには、あまり夢中になりすぎて、我を忘れるようなことがないようにしなけれればいけませんね。


投稿者:tomari | 14:56

自然観察の初心者の方へ

自然とのかかわり方から、鳥の見方の3つのポイント、鳥の楽しみ方まで叶内拓哉がわかりやすく説明します。バードウォッチング。敷居の高い趣味かと思われがちですが、実は、さほど大げさに構えなくても始められるのです。素敵な鳥仲間つくって楽しい時間を過ごしましょう。


投稿者:tomari | 14:54

服装やその他ーその他あると便利なものー

 自分の観察スタイルができあがっていけば、おのずと季節ごとの便利な物や必要な物が分かってくると思います。人それぞれに違うので、私の思いつくままをいくつか記すので参考にしてください。
 帽子、手袋、ポケットが多いベスト、スパッツ、レインスーツ、虫除けスプレー、携帯蚊取り線香、携帯カイロ、簡易椅子、ブラインド(人間の姿を鳥に見せないようにするための道具。私は迷彩柄の布を使っている)など。


投稿者:tomari | 14:51

服装やその他ー靴についてー

 履き物にも決まりはありません。それこそTPOによってお好きなように、です。あえて言えば、子どもの遠足の注意事項のようですが、普段履き慣れたものが良いでしょう、くらいです。
 意外と優れ物なのが長靴です。湿地や浜辺へ行くときにはもちろんですが、草原を歩くときにもズボンの裾が汚れなくてすみます。私の親くらいの世代のバードウオッチャーたちは、どこへ行くにも長靴で、国際線の飛行機にも長靴で乗り込んだそうです。現地のホテルのレストランなどで、ちょっと困ったそうですが。でも、今では良い素材の靴がいろいろありますから、自分の歩きやすい靴をはいてください。長靴は慣れないと歩きにくくて、本当に疲れてしまいますから。
 下駄やサンダルは歩くときに音がするものが多いので、バードウォッチングには不向きかもしれませんが、夏のリゾート地などでは、当然サンダルが定番です。あまり考えすぎないで、自分の好みで選べば良いでしょう。


投稿者:tomari | 14:49

服装やその他ー服装についてー

 バードウォッチングをするときに、こういう服装をしなければいけないという決まりはありません。派手な服装はさけて、目立たない地味な服装が適しているとよく言われていますが、私の経験では派手でも地味でも、野鳥に近づける距離に違いはありません。
 野鳥はどうも、色よりも人間の姿形と大きな早い動きを嫌うようで、音にも敏感です。人間の姿形や行動はともかく、服装はシャラシャラと音が出るような素材や、反射の強い蛍光色の服は避けた方が良いというくらいで、自分の好みの服装で良いと思います。
 ただし、場所や季節によっては擦り傷や虫さされなどの心配があるので、長袖、長ズボンが適しているかもしれません。楽に動ける、軽快な服装が良いとは思いますが、英国紳士のようにビシッとキメたり、観劇に行くようにおしゃれも楽しむ、という人がいても良いのに、と思います。


投稿者:tomari | 14:47

服装やその他

特別な道具を買い揃えようなどと意気込まず、野鳥に興味を持ったら、誰でも気軽にできるものです。
ここでは、服装や靴、その他あると便利なものなど、よくある質問を叶内流にまとめました。


投稿者:tomari | 14:45

フィールドノート

 観察記録などを記す、小さなノートを持っていると便利です。メモ帳でも何でも良いのですが、バッグやリュックに入れることが多いし、立ったままで記入することが多いので、ハードカバーのノートが良いかもしれません。最近つくられて、文一総合出版から直接販売されているバーダー フィールドノート(500円)という手帳は、結構使い勝手がよさそうです。

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投稿者:tomari | 14:44

観察道具ー図鑑ー

 大きな書店にはたくさんの野鳥図鑑が並んでいます。以前は絵の図鑑が主流でしたが、現在では写真図鑑が中心です。写真図鑑にも、掲載されている種類数や、1種類に対しての使用写真枚数にも違いがあります。屋外で野鳥を観察しながら図鑑を見ることもあるでしょうし、家で開くこともあるでしょう。これもやはり手にとって、自分にあったものを選んでください。値段はもちろん、本の大きさ、重さも本当に様々です。
 でも、私の図鑑をお忘れなく。初心者の方には「絵解きで野鳥が識別できる本( 2,400円+税)」と、「ポケット図鑑 日本の野鳥300(1,000円+税)」(どちらも文一総合出版)をお勧めします。あと、種類数も使用写真点数も多くて、解説が詳しいのは「山渓ハンディ図鑑7 日本の野鳥(3,000円+税)」(山と渓谷社)です。手前みそですが、どれもなかなか良い図鑑ですのでぜひご覧ください。

→叶内拓哉おすすめの本は、サイト内のフレンドリーショッピングで購入できます 。

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投稿者:tomari | 14:42

観察道具ー望遠鏡ー

 野外で観察していると、いくら8倍や10倍の双眼鏡でも物足りない距離のことがあります。そんなときには望遠鏡が威力を発揮します。望遠鏡は20〜60倍ぐらいのものが市販されていますが、一般的には20〜30倍のものが多く使われているようです。
 望遠鏡は手で持って見るというわけにはいきませんから、必ず三脚に取り付けなければなりません。双眼鏡に比べると、車が近くを通った振動や、少し強い風が吹いただけでもブレて見にくくなりますから、できるだけしっかりとした三脚にのせた方が良いでしょう。  しかし、自分で持って歩くわけですから両方をあわせた重さも考えて、ますます慎重に選んで購入してください。私はコーワのTSN-664 という望遠鏡を使っていて、30×WIDEという接眼レンズを愛用しています。
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投稿者:tomari | 14:39

観察道具ー双眼鏡ー

 双眼鏡を購入するときに一番大事なことは、持ったときに自分の手にフィットするかどうかです。重さと大きさを、実際に手にして確かめてください。
 倍率は8〜10倍ぐらいで、明るさ(対物レンズの大きさ)は30〜40くらいの物をお勧めします。
双眼鏡をよく見ると、小さな字で必ず記されている数字があります。たとえば “8×32 7.5°”とあるのは、8倍(肉眼で見る100メートル先の物体が、12.5 メートルのところにあるように見える)で、32は双眼鏡の前側のレンズの直径。直径が大きければ大きいほど画面が明るく見えます。最後の7.5°は双眼鏡をのぞいたときの視野の角度です。この角度が広いほど広範囲をのぞく訳ですから、野鳥は見つけやすいでしょう。
 値段は、外国製などには20万円もする高価な物もありますが、国産の物で3万円以上のものが無難だと思います。私も以前、外国製の物を使っていたことがありますが、故障したときに日本では修理できずに本国に送られ、戻ってくるまで半年ほどもかかったことがあって、こりごりしました。
 ちなみに私は、コーワのBD42−10GR(10×42)という双眼鏡を現在使用しています。この双眼鏡の良いところは色収差がなく、自然の色彩そのものが見えることと、最短距離が2メートル強と短いところです。ピントが合う距離の最短が短いと、手は届かないくらいの高さにいる昆虫類や、木道からすぐ先の湿地に咲いている小さな花などもよく見ることができるのです。以前はルーペがほしいと思うような場合でも、今ではこの双眼鏡一つでOKです。
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投稿者:tomari | 14:39

観察道具 <双眼鏡と望遠鏡>

 双眼鏡や望遠鏡は、初めからそろえなくても大丈夫です。あればもちろん便利ですが、高価な物なので、自分に適した物をよく検討した方が良いでしょう。
 倍率が高くて、明るいレンズだと値段が高くなり、その物の重量も重くなるのが普通です。倍率が高い物は、その分視野も狭くなるので、初心者の人は慣れるまで少し時間がかかるかもしれないということがあります。
 何かのついでに気軽にちょこっと観察するとか、じっくり腰を落ち着けて観察することが多いなど、自分の観察スタイルにもよるし、いわば一生物ですから、よく考えて決めてください。

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投稿者:tomari | 14:37

バードウォッチングって?

 バードウォッチングの発祥の地はイギリスだそうで、今では多くの国々で普及しています。日本語では“野鳥観察”や“探鳥”と言い、野鳥の観察を楽しむことを言います。日本では、昭和9(1934)年6月に富士山の須走口で日本最初の探鳥会が行われました。現在、全国に支部もある大組織の(財)日本野鳥の会の初代会長だった故中西悟堂氏が開催したそうで、今では普通に使われている“野鳥”という言葉も、中西会長が名付けたのだそうです。
 なじみがない方には、何となく格調高く思えて、敷居が高いような気がしてしまうかもしれませんが、バードウォッチングはそんなに構えなくても、気軽に始められます。初めから、わざわざどこかへ出かける必要もありませんし、特別な道具や専門的な知識がなくても大丈夫です。野鳥に興味を持って、「野鳥を見てみよう」と思ったときからすぐに始められるのがバードウォッチングです。
 それでも心配な方もいるかもしれないので、簡単な説明をいくつかするので参考にしてください。


投稿者:tomari | 14:36