Home > 9 月, 2009
2009.09.06

第26回日帰り観察会のご報告

9月4日(土) 船橋三番瀬海浜公園

ようやくっ!・・ようやく晴れた。しかもスッキリと小気味よく晴れわたった青空が広がった。ここのところ秋風を感じる日が多くなってきていましたが、今日はまるで夏の名残りのような強い日差しが、潮の引いた干潟に強い影をつくり、遠くに見える海はきらきらと輝いて見えるほどの好天でした。
 天気がよかったせいもあるのか、前回の観察会から少し時間がたったせいでしょうか、今日は事務局まで入れて14人という沢山の参加となりました。三番瀬には家族連れやカップルが沢山遊びに来ていました。もちろん、三番瀬に撮影に来ているカメラマンの数もかなりのものです。
 海岸に沿って歩きながら観察すると潮の引いた砂地に小さな鳥たちがチョコマカと動いているのが見えました。ソリハシシギとキアシシギがしきりに右へ左へと移動しながら、干潟の砂の中をつついてゴカイか何かを食べているようです。何とか写真に収めてみたものの、遠くて、小さくて、動きが速くて上手く撮れません。
 更に移動します。海岸線には打ち上げられたワカメのような海草の渚がずーっと続いていて、強い日差しにワカメは乾燥してしまい、踏むとパリパリと音がします。ジリジリと暑い日ざしが注ぐ、そのワカメビーチを更に進んで歩くと海の干潟で見かける様々なシギ類やチドリ類(シギチとよく言われます)を見ることができました。ハマシギ、ダイゼン、トウネン、ミヤコドリなどなど。しかしいかんせん潮がずーっと沖まで引いていて、鳥たちは遠い。見ることより写真に撮りたいと思っている自分の欲望は不完全燃焼気味で、遠くて小さくしか写らない珍鳥を見るより、近くのウミネコの表情を撮ってみたくなって撮影してみました。相変わらずの意地悪な目つきに嬉しくなってしまいます。
 空に雲が少なくなって、昼に向かって更に気温が上がってきており、昼食をとる為に木陰を求めて、全員で防風林のあるところまで引き上げてきました。暑いので少し長めの昼食休憩をとって、午後12時30分ころ再度浜へ出てみました。
潮は一向に満ちてきません。それならばということで、今度は叶内先生を先頭に全員で潮の引いた砂浜を沖に向かって歩き出しました。砂浜は意外なほど堅くしっかりしていてほぼ普通に歩ける状態です。ところどころに水溜りならぬ海水溜りがあって、そこに小さな貝類や、海草が入っていました。
 引潮から逃げ遅れたクラゲが、砂の上に置いたゼリーのように美しく光っていました。海岸から見たときは逆光気味だった鳥たちも沖から見ると、順光を受けてきれいに見えます。おまけに、かなり鳥たちに近づくことができました。思ったほど警戒していない様子で、ひっきりなしに来る人間たちにすっかり慣れているのか、鳥たちは我々カメラマンのシャッターを受けても一向に気にせず砂浜の餌を拾い続けています。広い砂浜を各自思い思いのターゲットを撮影し、観察して本日は終了となりました。
 夏の最後にまた少し日焼けしました。次回をお楽しみに。

観察風景                         ソリハシシギ

トウネン                          ウミネコ

クラゲ                          巻貝の仲間

メダイチドリ                      トウネン

トウネンとハマシギ                  ハマシギ

トウネン                        メダイチドリ

ハマシギ                       ハマシギ

トウネン