« 戸隠1泊観察会のご報告-No2 | 第26回日帰り観察会のご報告 »

2009.08.10

第25回日帰り観察会のご報告

8月2日(日) ツバメのねぐら入り 多摩川

これまでの観察会と異なり、日帰り観察会のタイトルに鳥の名前がついたのは今回が初めてではないでしょうか。すごい数のツバメが飛ぶ様は圧巻だとあって、それだけに今回の「ツバメのねぐら入り」を皆さんとても期待されていたのでしょう。
 しかし、それにしても日曜の夕方の集合だというのに10名プラス事務局3名、更に後から1名追加参加で11名という人数になり、本当に感心いたしました。
 一方お天気はというと、「雨時々どしゃぶり、たまに小雨」といった最悪の天候でした。
ここのところHP観察会だけでなく、その他のツアーでも叶内先生の観察会は好天に恵まれた記憶がないのでどーしてこんなに雨になるのだろうと思う方も多く、参加された方からも、
「7~8割は雨じゃなかろうか」
とのご意見も飛び出す始末。
18時に中河原駅に集合したときは、雨が降ったりやんだりという状態でしたが、ここまで人数が揃うとやはり、現地に行くだけ行きましょうということになりました。
 中河原駅から多摩川に向かって約15分、川に沿って更に15分程度歩き河原に出ました。地面の草もすっかり雨にぬれています。辺りは本来もっと明るいのでしょうが、天気が悪いためだいぶ暗くなっていました。広い河原にはアシやらオギやらの背の高い草が一面びっしりと生い茂っています。草の生えている地面から一段高い堤防のへりに横一列に並んで観察していると、空には何羽かツバメが舞っていますが、それほど多くはありませんでした。
「天気が悪いから、早めにネグラ入りしたのかもしれない」
とのお話も出て、ガッカリしていると、左から右へ葦原の上をすごい勢いで小さめの黒い鳥の群れが飛び去りました。なんだ?とと思っていると、こんどは逆方向に、これもすごい速さで、けっこうわれわれの近くを飛んでいきました。空を見上げると、黒い影にしか見えませんが、沢山のツバメたちが集まってきています。どうやらいよいよねぐら入りが始まったようでした。
 その間も雨はかなり強く降ってきています。土手の上を歩いている人もいましたが、ハッキリ言って傍から見るとかなり変な集団のように見えたと思います。雨降りの暗い夜に河原に向かって突っ立っているわけですから・・・。
ツバメたちは一定方向に飛んでいるわけではないようで、無秩序に、それぞれ飛び回っているように見えました。集まっては、見えなくなり、また集まっては消えるといった感じです。そのうち目の前に広がるアシ原に次々に降りていき、アシにとまり始めました。双眼鏡で覗いてみると暗いアシ原に沢山のツバメが止まって、アシと一緒になってゆらゆら揺れているのが見えました。
 天気も悪いのでこれで観察を終了し、全員で来た道を戻りました。好条件ではありませんでしたが、たくさんのツバメが近くで乱舞する様はハッキリ見られたのでみなさんそれなりに満足されていたご様子でした。
 8月の初旬が最もツバメの数が多い時期だそうで、この時期の天気のよい夕方に、できれば夕日を背景にツバメの大群が飛ぶ様を見られたらどんなに素晴らしいだろうと想像してしまうのでした。

karawade   ashiwara

観察場所へ到着                     アシ原 

tsubame1   tsubame2

 傘ごしに飛び回るツバメを見る                  近くで見るとこんな感じ

amenokansatsu   tsubame3

雨の中で観察&撮影にトライ             早くてぶれてます