コスタリカツアーのご報告 -No05-

5日目

515分から朝食。545分出発。

今日こそはお目当てのホウカンチョウを見るべく皆さん張り切っている。ホウカンチョウは昔なら結構たくさん見られたらしいが、コスタリカでさえ最近では希少種となってしまった。大型の鳥で地面を歩いていることが多いらしく、いれば見つけやすいのだとか。

まずは昨日も来た芝生の広場で鳥を探してみると、シラガフタオタイランチョウやオオツリスドリ、ユキカザリドリなどを見ることができた。朝のすがすがしい空気と光の中で見るとまた違った感じで見えるからおもしろい

先生の指示で、すこし各自で保護区内を自由に見て回ることにした。大きく2グループに分かれて行動することになったが、私は芝のところでひとりで少し待機していることにした。

しばらくすると、先生といっしょに行かれたグループの方があわてて走ってきた。どうやらホウカンチョウが見つかったらしく、もう一方のグループの方たちを呼んでほしいとのこと。あわててもう一方の探しに行ったほうへ走るとそちらでも見つかったらしく、向こうのグループの方からもこっちへ来るようにとのこと。あーもう、どうしたらいいの?!
とりあえず、先生のほうへ行ってみると皆さん道路わきへ寄ってじっと前方を見ている。その注目の先には、・・・いた!大型の茶色っぽい鳥が地面でじっと立っている。聞くとオオホウカンチョウのメスだとか。さっそく私も撮影したが、あんまりあちこち走りまわったので、息切れして動悸が激しく、照準が定まらない。なんてこったい!とわが身を嘆いてみたが、どうにもならない。それでもなんとか藪へ入る前に数カット撮影することができた。

その後、全員でもう一方のグループのほうへ向かうと、こちらは頭上の木の枝にオスがじっと止まっているところだった。下から見たせいか少し小さめに見えたが、オスは真っ黒な羽で鮮やかな黄色のトサカのようなものがついていた。さらに昼前にロッジへ引き上げる直前には先ほどメスをみた近くで、今度はオスが道路の真ん中でじっと止まっているのが見ることができた。皆さんお目当てのオオホウカンチョウをみられて大満足のご様子。

午後からは、やはりラセルバ保護区の中を探鳥したが、今度は午前中に歩いたところより、少し奥まで歩いてみることにした。

細めの道路がずーっと奥まで続いている。割と平たんな道で、まわりも明るい林が多く、楽な探鳥だと思えたが、さすがにツアーも中日を迎え、暑さも手伝ってか皆さん少し疲れてきている様子。まとまって歩かずに、前後に長くなり、遅れが目立つ人がでてきた。

それでも、時折珍しい鳥が出現すると皆さん急に目が輝きだすから、ほんとスゴイ。

トロゴンや、オオサマタイランチョウなども見られたが、マイコドリの鳴き声が聞こえてきたらしく前方で全員で立ち止まって探している。

すると遅れて一人で歩いていた私の目の前を素早く横切った鳥がいた。なにせバードウォッチャーのハシクレの私は、それが何者なのか全く何かわからない。しかし、その鳥が入った森の中をそーっと覗くと木の葉の陰に後ろ向きになって隠れている鳥が見えた。「なんか知らないけど、撮っとコ」。

そのあと、先頭のグループに追いついて、マイコドリを探しているというのを聞いたとき、私はカララで見られなかったから、ここでは見てみたいと内心ちょっと戦闘意欲を燃やしてみたが、時間がたつばかりで声はすれどもなかなか見られない。最後まで「頑張るグループ」5人の中に残ってみたが、最後はあきらめ。来た道を重い足取りで引き返えすことにした。

そのあとは朝も鳥を探した、自然保護区入り口近くの広い芝生のところで各自で自由に鳥を探したが、カンムリシャクケイ、ヒメコンドルなど新しい種類を初め、アオミツドリなど美しいさまざまな鳥を見ることができた。ホントにここはバードウォッチャーを飽きさせないところです。

その後、しばらくバードウォッチングをして、ホテルへ戻ることにした。

実はこれはあとになってわかったのだが、私が午後のバードウォッチングのはじめに一番後ろから歩いて行って、「チョット撮った」鳥はナント、皆さんが探していたマイコドリだったのです。これホント。作り話じゃありません。カララとは違うシロクロマイコドリという珍鳥だったんです。知らないってホントに怖いですね。でも、よかった~。そのとき気付かなくて。

お客様が見てない珍鳥を添乗員だけが真っ先に見ちゃイケナイんですよ。

私は以前は全く鳥に興味もないまま、ツアーで先生にくっついて歩き、スコープを何度も見せていただいているうちに、数々の鳥を見ることができました。しかもかなりベテランのバードウォッチャーでも見ていないくらいの鳥を、国内外で、どうやらそのスゴさを認識しないままに見てしまっているらしいのです。

以前、そのことを全く考えなしに「え、あの鳥まだ見てないんですか?」って言ったら、ちょっとムッとされたことがあったなぁ。苦労して探している人たちにはドツカレそう?それからは少し気をつけるようにしています。

ま、それはともかく鳥果もあったのでヨカッタ。ヨカッタ。

<6日目へつづく>

shiragafutao yukikazaridori
シラガフタオタイランチョウ              ユキカザリドリ

yokuwakaran akafukinnchou
                                                                    コシアカフウキンチョウ

otsurisudori tsurisudorinosu
オオツリスドリ                             オオツリスドリの巣

houkannchouめす houkannchou♂
オオホウカンチョウ♀                      オオホウカンチョウ♂

mushikuimodoki yokuwakaran2
オオハチクイモドキ                            コシラヒゲオオガシラ

yadokugaeru suppon
マダラヤドクガエル                  カメ?スッポン?

risu bashirisuku
リス                          バシリスク

munafuchuuhashi kaiju
ムナフチュウハシ                   カイジュウ?

houkanchou hachidori
カンムリシャクケイ                  ハチドリ

aomitsusui misusui♀
アオミツドリ♂                      ズグロミツドリ♀

zuguromitsusui masukumitsusui
ズグロミツドリ♂                    キンズキンフウキンチョウ

himekonndoru shirokuromaiko
ヒメコンドル                                                    見てしまったシロクロマイコドリ