2008.09.02

第15回日帰り観察会のご報告

谷津干潟は前回もたしか雨だった。今回も観察会の日の天気予報は終日雨になっていて、そのうえ、ここ2日は日本らしからぬカミナリと雨が続き、観察会当日を心配していたところだった。

ところが当日の朝、電車で南船橋へ向かう途中から少しずつ天気がよくなってきて、到着すると何と影ができるほどの晴天になってしまった。

朝方は雨だったので、今日は参加者もおられないだろうと思っていたが、時間になってみると4名の方が参加してくださった。

駅から徒歩で干潟のほうへ向かったが、私には初めてのコースで、干潟に沿って遊歩道のようになって道が続いていた。天気がよくなったからなのか、散歩する人たちやジョギングする人が出てきていた。

 干潟を眺めてまず目に付くのが沢山のサギだ。黒っぽい干潟にサギの姿が真っ白に映えている。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、アマサギ。アオサギとアマサギは色が見えるのでそれと分かるが、他のサギはどうなのだろう。せっかく大中小と名前がついているのだから見分けるのには大きさで決まりかというと、どうもそう簡単ではないようで、少し見る角度が違うと見た目の大きさの印象は結構違ってきてしまう。嘴の色や足の色など、見分けるポイントはあるそうだが季節によりそれも変化するため決定打ではないとか。さらにオオダイサギとか、チュウダイサギとかいう言い方もあって混乱してしまう。

 見分ける詳細はHP「鳥観察」の印象図鑑や特別エッセイで確認していただきたい。

今はオンラインでも書店本でも情報が簡単に手に入るので見分けるための客観的ポイントは誰にも容易につかめるが、それらと見比べると先生がHPで書いているものは、当然かもしれないが、本人がまさに実際の鳥を見たままのものであり、更に写真家、観察者としての生きた深い考察があって興味深く読ませる。事務局がこんなことを言うと手前味噌の宣伝になってしまうが本当にそう思う。

話を戻すが、私はシラサギの中ではコサギが好きで、あの美しさは他のサギとは一線を画すと思っている。干潟で次に目に付くのがカワウだ、これも数が多い。おまけに羽を広げてパタパタしているので面白くてつい見入ってしまう。

歩を進めると、なにやらキツイにおいがしてきた。先生は死んだ貝のにおいだといっておられたが、昔から私はこれが磯のにおいだと思っていた。うーん。

しばらくするとセイタカシギが現れた。長くて赤い足をした小さなシギだが実に動きが活発だ。しかし餌を探して足早にいなくなってしまった。

更に歩いて、観察センターまで出て、干潟を観察したがシギチ類が全くいない。先生いわく

「いないにもほどがある。いなさすぎだ」

それでもしばらく観察を続けていたが、今度は泣き面にハチとばかりに雨が降り出してきた。全く何という天気なのか。しかし先生によると、鳥は雨でもほとんど行動に変化はなく、よほどのドシャブリでなければ餌を採りにでてくるのだとか。よく、本には鳥が雨宿りしているところが描かれていたりするがあれはまちがいなのだとか・・・。

やがてキアシシギやキョウジョシギが出てくれて少しほっとしたが、昼食をはさんだ後は雨が少し上がって晴れ間も見えてくるという展開で、帰り道ではダイゼンも見ることができた

しかし今日はホント天候に振り回されたような一日だった。

 

higatatochaku sagihisho

干潟に到着                   空飛ぶダイサギ

chusagi mizukusa

干潟を歩くチュウサギ             ミズクサ

seitakashigi kawautosagi

セイタカシギ               カワウとアオサギ

kani shiokara

サギの餌のカニ               シオカラトンボ

kansatsu kiashishigi

観察風景                   キアシシギ

kyojoshigi umineko

キョウジョシギ                ウミネコ

kawau kosagi

一斉に羽を広げたカワウ             コサギ

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